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表具・和装本・日本画
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文化財の内でも特に和紙を支持体とした絵画、書籍等を対象とした装こう技術、修復技術を中心に進めて行きます。授業の内容としては、文化財の形体、製作作業、保存修復作業、諸資材の認識等が主な対象になります。実際に修理の現場に携わって来た立場から、装こう技術、伝統的な技術、又これを基本に展開、発展して来た現代の修復技術を紹介し、解説と実技を織り交ぜて、トレーニングを進めていきます。 |
授業内容
・掛軸、屏風、巻物の概説と裏打ち等、基礎技術の習得
・仮張り製作
・掛軸、屏風、巻物の製作実習
・保存修理
・作品修復実習
・文書学
・工房見学 |
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日本画にまつわる講義を含め、実際に日本画を制作体験することを通して、作品からより多くの情報を読み取る能力を養います。 |
授業内容
1.講義
・日本画の歴史
・支持体について
・紙の歴史
・和紙について
・道具について(筆/硯/顔料/墨/膠など)
・日本画の修復について
・現代作家の紹介
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2.制作実習
・植物着彩画
・各種技法実習(盛り上げ絵肌、にじみ、ため塗り、ほり塗り、箔技法など)
・模写による制作実習
・墨/岩絵の具/和紙/板絵/絹本など各種支持体を用いた作品制作
・色見本制作 |
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