開催日時・場所 |
|
2006年9月28日 - 9月30日 八王子そごう10F ナウ・サロン 終了
|
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
|
開催概要 |
|
本学院が、パラッツオ・スピネッリ芸術修復学院と絵画修復科プログラムを立ち上げてから、はや10年が過ぎようとしています。テンペラ画および絵画技術の授業は、保存修復、美観修復など修復技術と並んで、重要な履修科目として位置づけられています。学生たちは、支持体の準備、地塗り、箔押し、絵の具練りまで、絵画制作のすべての行程を自分の手で行い、将来保存修復に必要な基礎知識と巨匠の<スピリト>を同時に学んでいきます。週1回4時間の実技授業で2年間を費やしてできる作品は、小品2作品のみ、手のひらサイズのテンペラ画とA4サイズのテンペラ画または油彩画です。作業は非常に緻密で、テンペラ画では織物を織るように髪の毛よりも細い線で描画してゆきます。そのため優れた観察力と強い忍耐力が要求されます。
展示会では、2006年度卒業生の作品を中心に卒業生有志、講師の作品20点を展示いたしました。
|
|
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
|
|
展示作品 |
|
|
|
|
C.クリヴェッリ「聖母子」
部分摸写 完成作品 森元暁子(絵画修復科3年生)
|
D.ヴェネツィアーノ 「聖母子」
部分摸写 完成作品 深沢香奈(絵画修復科3年生) |
|
|
|
|
|
S.ボッティチェッリ「マニフィカートの聖母」
部分摸写 完成作品 石井佐知(絵画修復科3年生)
|
C.クリヴェッリ 「マグダラのマリア」
部分摸写 完成作品 小林律子(絵画修復科3年生) |