文化遺産修復技術者(専門技術者)
Tecnico del Restauro di Beni Culturali(collaborator restauratore)
パラッツオ・スピネッリ芸術修復学院は重要な作品や歴史的な文化財の修復を現在に繋げています。
IAR校はイタリア・トスカーナ地方の認定を受けた職業訓練校です。1976年以来、フィレンツェ修復のスペシャリストを養成してまいりました。
学習の方法論-実践:インターンシップ
教育とビジネスが一体化する方法論と場所としての課外授業(インターンシップ)のおかげで、知識の基盤としての実際の仕事の強化から始まります。
監督官庁との協定により、高レベルの「現場/ワークショップ」を作成することが可能になり、 Beni Artistici(芸術遺産)の修復は特定の意味合いを獲得します。
トレーニングの重要なポイントである学校サイトは、理論、実践、科学研究を活気のある一貫した体系を織り交ぜた革新的な「実践による学習」の手法に基づき、学生に仕事の責任、安全規則の尊重、グループワークとの比較を知る可能性を与えます。
文化遺産修復技術者
文化遺産修復技術者とは、建築的および芸術的遺産の保存、維持、修復における中心的な人物です。
その方法論および運用上の指示をすべての方面においてフォローすることで、遺産芸術は修復され新しい命を吹き込まれます。
本校の専門的なプログラムは、トスカーナ地方の法32/2 002に定められた、2700時間の3年コースを確立し、イタリア地域会議で承認された基準に準拠しており「修復者の協力者」としても定義される文化遺産修復の技術者を育成いたします。
私達のビジョン
直接的な行動または専門家の訓練を通じて、人類の歴史的および芸術的遺産の保存に貢献し、並行して、人間が自由に表現および再現できる芸術的および職人のスキルを目覚めさせることです。
一般コースのご案内
美術コースのご案内(一般、中高生、大学生)
フィレンツェ本校、絵画修復科授業(その他の動画もあります)

フィレンツェが巨大な修復工房と化したその理由は
1966年11月4日朝、氾濫したアルノ川がフィレンツェの町を襲い、多大なる損害と死をもたらしました。世界中からやってきた若者たちは、フィレンツェ市民と共に町の清掃に取り掛かりさまざまな国の言葉で人々を励ましました。この未曽有の出来事はフィレンツェ市民が「わが町」がまさに「世界の財産」であることを改めて確信したのです。洪水後のフィレンツェでフランコ ゼフィレッリ監督がカメラを回した見事なドキュメンタリーの中で、リチャードバートンが語る次の言葉の中に集約されているのではないでしょうか。
「すべては、何の前触れもなく、何の心構えもないままに、突然始まった。今フィレンツェはすべての人を必要としている。なぜなら、フィレンツェは世界のものであり、我々に出来ることなどは、この町が我々に与えてくれたものに比べれば微々たるものである。今自分になしうるあらゆることをなそうではないか。我々みんなが必要とするあの町に、少しでも早く戻れるように……」
此の10年後フィレンツェにパラッツオ スピネッリ芸術修復学院が誕生しました。
この経験は、若き修復家達の礎に成り彼らの未来を見据えた使命感が人材育成に尽力したのです。そして今も尚、教育機関として世界中に人材を輩出しています。
本校パラッツオ・スピネッリ校のホームページをご覧ください
日本語に変換してご覧ください。世界各地のロケーション・学生サービス・コース・講師陣等をご紹介しています。
パラッツオ・スピネッリ校のホームページ
※YouTubeにてスピネッリ校の授業風景もご覧いただけます。
パラッツオ・スピネッリ日本事務局は、本校イタリアに1年次から入学できる修復専門コースを紹介します
(絵画修復科のみ1年目は日本校にて履修、2年生の進学はイタリア本校)
●フレスコ画 ●セラミックスと素材硝子体 ●紙の素材 ●金属及び合金
●モザイク石材・材料
2023年度1月入学者入学希望者は、募集期間が10ヶ月前と早くなりますが、1年から入学の為イタリア語の能力を要します。
入学条件はイタリア語検定3級以上修得した方は、他所定の条件をクリア―していれば10月又は11月のvisa申請の3か月前までに入学願書をパラッツオ・スピネッリ日本事務局にお送り下さい。
尚、1年生から留学したいけど、イタリア語が初めてという方は、語学学校の紹介を 致します。早めに事務局に詳細をお尋ね下さい。
修復に興味ある一般の方々に 少し嬉しいお知らせです。
夏期研修イタリア:毎年1ヶ月間7月と9月に開講。(詳細は4月初旬ホームページにてお知らせします。)
「ダンテ・アリギエーリ協会(東京支部)の窓」を掲載いたしました。
日本とイタリア両国の文化の架け橋が未来に繋がる礎になればと願います。
留学は、移り行く新しい世界を想い、将来、人としての使命感を呼び起こす大切な経験と成ります。
2022年度 絵画修復予備科 願書受付のお知らせ
本科2022~2023年度・一般コース 2022年4月~2023年2月
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2022~2023年度の入学説明会(予約制)
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学校見学・個別留学相談を受け付けております
当学院では、学校の見学や案内をご希望される方を、随時受け入れております。絵画修復の実技の授業は、
毎週月・火・水に予定されております。
その他の授業もご見学頂けますので、
フォームよりお申し込み頂くか、電話で直接ご相談下さい。
PALAZZO・SPINELLI芸術修復学院・日本校は、絵画科のみ
絵画修復技術士資格(イタリア政府 トスカーナ州公認)
1年目は東京で授業を受け、2年・3年目はフィレンツェに留学し卒業後に、絵画修復技術士資格を取得します。(トスカーナ州絵画修復技術士資格試験有り)3年間の資格のタイトル、国内法(イタリア)に応じ、イタリア国家によって委託され発行されるSGなどすべてのEU諸国にも有効です。
修復士資格(学位取得)
●学生は5年間の教育機関にて定められた履修時間を修了する義務がある。
●専門コース卒業後は、マスター・専門資格コースを選択し進学可能。
(特にイタリア語の能力を要す)
●専門コース修了後、ヨーロッパ国立大学への進学も選択可能。
*修復士資格とは
EU連合内、国宝級絵画
イタリア国立大学の受験資格有
- フィレンツェ国立中央図書館の書籍修復工房を訪ねて
パラッツオ・スピネッリ日本校留学アドバイザー 緒方 牧子(フィレンツェ在住)
紙・素材のテクノロジーの画像です。紙修復コース
- 「フィレンツェ留学への道」
当学院は、イタリア・フィレンツェ、トスカーナ州公認パラッツオ・スピネッリ芸術修復学院(IAR)の日本校です。2014年度より日伊共同プログラムが新体制として、再スタートを切ります。