絵画修復科 通信制プログラム

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 ランビエンテ修復芸術学院は1994年に設立し、今年(2010年現在)で16年となります。修復の技術はもちろんのこと、学問として日本の教育の分野に一石を投じた数少ない修復学校の一つであります。近代ヨーロッパ芸術・文化の発展は、ルネッサンス発祥の地、イタリア・フィレンツェにその源流があるといっても過言ではありません。

私たち学院は、芸術の街フィレンツェに拠点を置くパラッツオ・スピネッリ(IAR)芸術修復学院と提携、授業内容はIARと同じカリキュラムで行われています。

美術教育においても、現在イタリアの主要都市20数か所にアカデミア美術院があります。とりわけフィレンツェの美術院の前身は、500年前ミケランジェロがサン・マルコ(フィレンツェ)に工房を構えたことが始まりで、1784年に美術教育機関として国から認可されました。永遠と続く気高い芸術の精神は何百年たった今でもイタリアの学生、各国の留学生に受け継がれています。

ここ数年、世界的不況が続いている状況下で、勉強したくても時間的に、そして経済的に困難な若者は少なくないと思います。そこで私共ランビエンテでは日伊共同プログラム4年制を新設、日本で2年間学習する期間を3年にすることで、年間の授業料を削減いたしました。また余裕を持って学びたい方の為に1年間の延長は、イタリアへの留学の準備期間としても最適なコースだと信じます。

その他、通信制プログラムを新設、幅広い年齢層と個々の環境に合わせ、誰でも、どこにいても勉学可能であるシステムを構築することは、修復を普及していく上で人材育成の根幹となるでしょう。

しかしながら技術を通信制で行うことは、受講生にとっても講師陣にとっても大変な努力と忍耐が必要になります。双方のコミニュヶーションはもちろんのこと、スクーリングで当学院にも単位取得の為出席しなければなりません。どちらにしても楽な道ではありませんが将来を信じて、自身を信じて夢を現実にしましょう。

勇気ある人には、ランビエンテは協力を惜しみません。

学院長 船山千尋


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