Links: Musei e didattica

ルーブル教育:オンライン教育サービス
http://www.louvre.edu

 ホームページの説明にある通り、louvre.edu は教育的文化サイトである。学生や教師が随意に使用できるようにと誕生した。視覚的リソース、原文資料、音声データなど、ルーブル美術館のコレクション作品に関連する資料が満載。現在、1500の収蔵作品と350の展示室に関する豊富な資料が掲載されている。マテリアルの使用は有料(一日:5フラン) だが、初回には無料訪問のパスワード取得が可能 (取得の手順は極めて簡単) 。この機会を利用することは、ネット上で行う教授法の、非常に有効な手段を発見することにほかならない。参照例の他に、もちろん授業や研究のために、利用可能な画像やテキストを使ってオリジナルの行程を作成することもできる。グラフィックは格別に洗練された仕上がり。インターフェースも(フランス語の知識が多少あるならば)明瞭で機能的。このサイトについての感想を送りたいというあなた、こちらの美術館にはカードを送ることのできるセクションがあるので、そちらからどうぞ!お便りお待ちしています。

使用言語:フランス語
Claudio Paolini, 06.04.1999

Medieval Art in Pisa: il museo virtuale di Pisa
http://www2.alfea.it

 ピサの街を徹底的に知り尽くしたい:美術館、モニュメント、アーティスト、あるいは中世の頃のとある町の日常生活(または、ただ単に時代を旅する楽しいアドベンチャーに身を任せたい)そう思っている人は、Alfea 協同組合が開設したこの類い稀なヴァーチャル・ミュージアムに足を運ぶとよい。当然のことながら期待に応える充実の内容である。ナビゲーションは、各セクション毎にシンボルとなるグラフィックで表示。検索項目が欄外に表示され使いやすい。内容は高度な叙述だが、非常に分かりやすく好感の持てる紹介の仕方である。ここには時代の産物の特筆すべき教育的価値がある。情報量の多さには思わず舌を巻くほどだ。数多くの話題の中でも、アート・テクニックに関する項目は必見(石材彫刻、セラミック等)。とりわけ、板絵におけるテンペラ技法はおすすめ。検索エンジンを使えば、その他にも多くの助言を見つけることができるであろう。 そんなわけで、ぜひとも覗いてみてほしいサイトである。ナビゲーションで別のページに進む前に、忘れてはならないのが Storia di Pisa (ピサの歴史) をクリックすること。歴史上の人物6人が語る、街の日記が楽しめる...(脇の写真は Ugone di Gandolfo、商人で船乗り。皆さんの旅のお供をする案内人の一人だ)

使用言語:イタリア語、英語
Claudio Paolini, 06.04.1999

 


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