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La Foderatura metodologie e tecnicaecnica

「裏打ち」メソードと技術


Gustav A.Berger

Gustav A.Berger

「裏打ち」
メソードと技術

<著者>
ュスターヴ・A・ベルガー著

長年に渡って論争の渦の中にある<裏打ち>に対する懸案に対して、ベルガーは権威ある修復の流派や傾向に真っ向から対立する側にたった。そして、ベルガーによって革新された製品のおかげで、明らかにその真義が解明されるときが来たのである。この書では、それらのメソードや仕事上での視点が、詳しく説明されている。
ベルガーによって開発された新しい裏打用接着剤 <BEVA371> は、開発当時の1971年から専門家たちの注目の的になった。続く画布牽引時のテンションメータの開発、科学的価値付けの正確な基準に基づく検証と分析の論理の設定。 これらのベルガーが齎した技術的・論理的貢献によって、<裏打ち>に対する議論は、新たな転換期を迎えることになった。同時にキャンバスに描かれた絵画の保存修復の技術分野において、新しい<裏打ち>の可能性を専門家たちに与えたのである。
 ギュスターヴ・A・ベルガーは、ウィーンの芸術的環境の中で育った。ハイファで土木技術を学んだ後、アメリカに渡り、そこで修復士・研究者として本格的な活動を開始した。そして、今や世界最高レベルの修復家の一人として名を列ねている。故郷のオーストリア政府からは芸術科学名誉十字勲章、ポーランド文化庁から文化功労メダルが各々贈られている。1991年から、AICの名誉会員。

 

Copyright(c)1993  1993初版