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Conservazione dei dipinti su tavola

Conservazione dei dipinti su tavola


板に描かれた絵画の保存」
<著者>
フィレンツェ大学

監修
オルネッラ・カザッツア

板絵の保存 太古の昔から、木は絵画の支持体として使われてきた。理由として、柔軟性があり、加工しやすいこと、強度なメカニズムをもっていること、堅牢性などが挙げられる。
  イタリアでは、この技法が最高に開花した時期は、1200-1500年とされている。チマブーエ、ジョット、ボッティチェッリ、レオナルド、ラファエッロの傑作多くは板絵である。これらの傑作は、美学・美術史の側からは、広く研究されているにも関わらず、板絵の保存と修復の技術的な問題については、[つい最近まで] 修復士たちの工房の内々で、門外不出の<機密事項>として扱われてきた。ところが現在では、科学性とテクノロジーの認識、価値付け、作品の保存と修復という考え方の必要性に比重が置かれるようになった。
  ここでは、修復士、研究家、文化財監督局と美術館の職員が、これらの科学的なアプローチをよりよく知る機会として、また現在の専門状況を知る機会として、板絵と木の支持体に関する様々な問題を扱った6つの章を設け、詳しく解説している。<板絵の技法><技術的、歴史的、文献学的側面から観た板絵><作品が受けた被害・損傷の状況><調査技術><保存修復>

Copyright(c)1993  1993初版