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anno scolastico
2003-2004
Istituto L'AMBIENTE




 Photo:船山千尋ランビエンテ修復芸術学院の目的は、人類の文化の発展と継承にあります。イタリア・フィレンツェの本部を要とし、ヨーロッパ各地に配置された分校・提携校に加え、また一つアジアにおける修復学校をこの日本に誕生させることができました。
ELIA(芸術協会ヨーロッパ連盟)の常任を務めるパラッツオ・スピネッリ学院長F.アモデーイ氏の理念は、芸術の魂を壮大なスケールをもって、フィレンツェから世界へメッセージを送り続けています。 人々の意識が変わりつつあるこの時、アジアの中の我々のこの地で、修復を通 じ、人類への尊厳と文化への愛情の歴史を築くこのプロジェクトに、大きな包容力で、我々とともに歩んで下さるF.アモデーイ氏に私は、深い感謝の念をささげたい。 幾世紀もの間、人間は繰り返し地球の環境を破壊し、そして21世紀に入ろうとしている現在でも、戦争や核実験が行われています。宗教、民族の違い、失われて行くものは今だやみません。失われて行くものは人間だけでなく、人類が培ってきた尊い芸術作品も同じことです。私たちは、今私たちの出来ることをしたい。過去の作品を守って行くことと、過去の芸術家の精神を受け継ぎ、新しい作品を創造する環境をつくり上げて行くことは、当学院に課せられた使命です。自国の文化に誇りを持ち、世界の文化遺産にも貢献できる修復士を育成します。 どんなときでも人類が存在する限り、すべてのものが愛情から成り立つことも忘れずに、ランビエンテ修復芸術学院はメッセージを送り続けます。

ランビエンテ修復芸術学院
学院長 船山 千尋
●船山学院長へのメッセージはこちらへ●




 Photo:F.アモデーイこの日本とイタリアの有意義な共同プログラムを、始めるにあたり、パラッツオ・スピネッリ修復・芸術学院、学長として、喜びをもってご挨拶させていただきます。 この東京ーフィレンツェのプロジェクトが、我々2国間の文化と芸術に大きな貢献を果 たしてくれると信じてやみません。 イタリア、フィレンツェで、長年の経験を積んで習熟した指導者とともに、ランビエンテ修復芸術学院で学ぶことによって、学生達は、教育システムが多様に異なった当パラッツオ・スピネッリ校のコースにより速やかに馴染む事が出来るでしょう。 同時にここで学生達は、基礎テクニックを習得するとともに、日本の文化とは遠く架け離れいる、それでいて身近な、互いに補い合うことのできるイタリアの伝統と文化を学ぶことでしょう。

パラッツオ・スピネッリ芸術修復学院
学長 フランチェスコ・アモデーイ
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