科目履修コース

修復理論・修復化学

　このプログラムは、美術品修復を学ぶ上で基本的に必要になる知識を学習する事を目的としています。
　近現代の美術品修復においては、化学薬品を始め様々なマテリアルを使用しているため、そういった素材に関する知識を深める事が求められてきます。

パラッツォ・スピネッリ芸術修復学院絵画修復科卒業
トスカーナ州公認　修復専門技術士（絵画）資格取得

2007　トスカーナ州公認修復専門技術士資格を首席で取得
　　　　パラッツォ・スピネッリ芸術修復学院を首席で卒業
2008　文化財保存修復学会「環境に配慮した修復用マテリアル代替の可能性」発表

イタリアを中心とした西洋修復史概論・絵画の構造・保存環境・修復処置・修復に関するマテリアル・洗浄理論

化学基礎・結合・分子間力と極性・酸と塩基・有機溶剤・酵素・界面活性剤・キレート剤・Teasダイアグラム(三角表)を用いた洗浄理論・Richard Wolbersの洗浄理論

修復理論 : 木曜11:00-12:50 修復化学 : 木曜16:00-17:50
授業料年間各 110,250円 (税込) 1年間:30回ずつ (テスト:3回)
修復理論・修復化学は両方の受講が望まれますがそれぞれ別にご参加頂けます。
また通年での受講が推奨されます。